多量の水分を含む土が塑性状(ネバネバした状態)から液状(ドロドロした状態)に移るときの境界の含水比を液性限界と呼びます。本装置は黄銅皿、落下装置、硬質ゴム台で構成され落下装置のカムシャフトに積算カウンターを取り付け、回数表示を行い数取りの誤差をなくしたものです。付属部品として溝切り、へらが付属します。黄銅皿の落下高は溝切りの頭部ゲージ10㎜で調整します。
試験はJIS A1205の試験方法に沿って行い、土の入った黄銅皿を10㎜の高さから1秒間に2回の割合でハンドルを回転し落下させ、刻み込んだミゾが15㎜閉じた時の土の含水比を測定します。
<仕様> | |
本体 | 真鍮皿落下高微少調整装置付ゴム台‥‥‥1 |
溝切り | ステンレス製‥‥‥1 |
ヘラ | 1 |
木製格納箱 | 1 |